館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

セリウム-ガラスの傷取り

こんにちは。

 

きょうは息子のセリカのドアガラスを磨いてやった。

5年ほど大事に乗った車だが、どうしても次に欲しい車が出来て手放すことになった。

もともと中古で買った車だが、少しでも高値で売れるようにとドアガラスに付いた擦り傷を消そうという訳だ。

以前、マスタングのガラスを磨いたことがあったが、なかなか傷は消えない。

 

こちらは磨く前。ガラス開閉時に細かい砂を巻き込んだ擦り傷が無数にある。

f:id:mikawakougei:20170216023652j:plain

 

今回購入したのは純度99.99%と言われる酸化セリウム50グラム。

セリウム粉はいろいろ売られているが、安かろう悪かろうなのであまり価格をけちると労多くして効少なしということになるので気を付けよう。純度が高いものは白っぽく、不純物が多くなると茶色になるそうだ。

f:id:mikawakougei:20170216034003j:plain

 

ミニポリッシャーにガラス磨き専用のフェルト製マジックパッドを取付け、酸化セリウムの微粉末を水に溶いて磨くこと30分。磨いた範囲は10センチ×20センチくらいの範囲。

f:id:mikawakougei:20170217023522j:plain

 

さすがに爪が引っ掛かるような深い傷は消えなかったが細かな擦り傷はきれいに消えた。そして水垢のウロコもすっかり無くなった。

f:id:mikawakougei:20170216024539j:plain

 

これだけでもずいぶんと印象が変わる。古臭い感じだったガラスが新車同様とはいかないまでもスッキリクリアーになった。

ドアガラス1枚磨くのに多分1週間=(まる一日磨くわけじゃないからね)。フロントガラスを含むすべてのガラスを磨くとなると1か月はかかりそうだ。

 

これも可愛い息子のためだ。(笑)