館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

マルチリンガルシステム 早くも故障?

こんにちは。

 

一昨日から巨大万華鏡スフィアの日本語ナレーションが再生されなくなった。

それ以前の1週間くらい前から時々日本語のサイン(赤LED)が点灯しない症状が出た。

サインが現れなければもちろん日本語は流れない。

タッチパネルを触れても日本語が点灯しない。他の言語は点灯する。

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これは制御盤の基盤が不調に違いない。作った僕だから分かる。赤LEDは基板が動作したときのパイロットだからだ。でなければタッチスイッチの故障かのどちらかだ。

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日本語の基盤。リレーだけの単純な構成だが、リレーの故障かもしれない。

取り外した基板。

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それにしてもリレーの故障が早すぎる。メーカーデータによればリレーの電気寿命は2X100000、つまり20万回。

スフィアが1回2分でリセットされるから一日7時間として、すべて日本語として1日210回作動。

20万を210で割ると約952日。それを365日で割ると2.6年。

それにしても早すぎる。(笑)

 

正直、寿命計算はしていなかった。

ちゃんと寿命通り働いたとしても3年持たないことになる。

 

そのたびに基板を作り替えていたら大変だ。とりあえず一番よく使う日本語基板だけ作り替えるが今回はミニソケットを使って配線することにした。

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こうすれば面倒な配線をし直すことなくリレーだけ交換できる。