館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ついに見つけた 真犯人

こんにちは。

 

きのうマルチリンガルシステムの日本語自己保持リレーを新品に換えて、機能が回復。2回立て続けに新品に交換して直らなかったので、きょうは「盲点!新品が不調だった」というタイトルでブログを書くつもりだったのだ。

ところがきょうお昼ごろになってまた日本語が選択されなくなってしまった。

今回は今までよりも症状が重い。

こうなると何が原因なんだか全く分からない。

リレーが動作しているかどうかも分からないので、一番疑わしい自己保持リレーをカットして中身を見えるようにした。不具合で外したリレーだ。

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これが接点だ。見た目に異常は見当たらない。

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下から接点のポイントを見ると左の裏側に黒くなっている部分がある。これが原因?

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不具合を確かめるためにこのまま基板に戻してカミさんに日本語選択スイッチをタッチしてもらう。

自己保持リレーが動いていない!

リレーが動いていて日本語が選択されないならこのリレー接点が原因だと類推できるがリレー自体が動かないとなると・・。

もう一度カミさんにスイッチを入れてもらうと、なんと一瞬リレーが作動したすぐ後に切れてしまった。

もう、自己保持リレーが悪いとは考えられない。

そこで頭をよぎったのが自己保持解除リレー。ここの接点導通不良なら説明が付く。ここが不良だと自己保持リレーそのものが動かない。

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自己保持解除リレーを交換したら見事復活!自己保持リレーの故障ではなかったのだ。

 

機能しなくなった自己保持解除リレーをカットしてみる

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接点を開いてみる。わずかだが黒い焦げ付きのようなものが見える。これが原因??

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こんなに早くリレーが壊れるのはもしかしたらサージ電圧が発生していてポイントに過大な負荷をかけているのかもしれない。

サージ電圧とはモーターやリレーコイルのような誘導負荷の電源を遮断した際に電源電圧の10倍以上の電圧が瞬間的に発生すること。回路や接点にダメージを与えることがある。

 

こんどはリレーに長持ちしてもらいたいのでサージキラーのバリスタをコイル端子に取り付けた。黒い筒状の部品がそれ。

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きょうは難しい退屈なブログでスミマセン。

 

解決して嬉しかったものだから。(;^_^A