こんにちは。
遅咲きの百合が咲いてカミさんが喜んでいる。
この百合は地面ではなく、鉢の中に咲く。
百合と言えばお盆前に咲く、夏の花だが、どういうわけか冬に咲く子がいる。
今年は今のところ、この子だけだが、もしかしたらまた他のが咲くかもしれない。
亡くなった母が好きだった花だからお墓にお供えしたいところだが、せっかく頑張って咲いているのでこのまま枯れるまで咲かせてやろうかと思う。
いつまで咲いてくれるか楽しみだ。
こんにちは。
スターフライヤーさんから嬉しい贈り物が届いた。
2022年のカレンダーだ。
横18センチ、縦17センチほどの卓上タイプで見開いて立てるようになっている。
スターフライヤーさんと言えば北九州市に本社を置く格安航空会社で、JCSC調査で顧客満足度ナンバーワンに輝く人気の会社だ。
去年の1月には機内誌に「デザインのある光景」というタイトルで載せていただいた。
そのご縁か、今回はカレンダーに採用していただいた。
採用されたのは「彫刻鏡の部屋」の冬のシーンだ。枯れ木の立木が雪が降る中、永遠に続いて見える、ラストシーンだ。
このデザイン、僕が家族と上高地へ行ったとき、大正池の立木を見てそのイメージでデザインした。床の鏡の反射で立木が逆さまに映り、あたかも水面に映っているようにも見える。
折りたたんだ反対側にカレンダーがある。
カレンダーに採用していただくなんて、とても嬉しいです。
航空会社のカレンダーになるなんて、2022年は飛躍の年になるかしら?(笑)
光栄です、スターフライヤーさん。
こんにちは。
「神谷さんはいろんなことを自分でしてて、本当にすごいですね。」
なんて、先日僕のブログを読んでくれている友人がほめてくれた。
だけどそんなことはな。実際にはどれもやりかけの中途半端。本当は一つずつ片付けていかなきゃならない。
先日、ショップ玄関の天井の雨漏り原因究明のためにめくったバルコニー床。
その時にDNシートに穴らしきものを見つけ、それを塩ビシート接着で塞いだ。
それ以来、何度か雨に見舞われているが、今のところ雨漏りはない。
あれが原因ならこのまま復旧してもいいのだけれど、他にも穴や亀裂がないか、探してみよう。そのためにDNシートを高圧洗浄してきれいにする。
カミさんに下で雨漏りしていないか見てもらいながら作業する。
きれいになったDNシート。
今回はここらでやめておく。全部のバルコニー床をやろうとすれば、多分1年以上かかるだろう。
シートが乾いたらマットとコンクリート板を元に戻す。これはまた明日以降。
こんにちは。
オリジナルマッハ1に付いていたC6トランスミッションを名古屋の整備工場から引き取ってきた。
僕のマスタングエンジンは燃費向上のため3速ATのC6トランスミッションからオーバードライブ付4速AОDトランスミッションに交換した。
だから古いオリジナルのC6トランスミッションはもう不要だ。
普通だったら廃棄処分になるだろうが、僕はいづれ必要になるときが来るかもしれないと思い、保存することにした。
全身、泥と埃まるけだ。このまま保存するのも気持ちよくないのでスッキリ埃を落として少しきれいにしてから保存しようと考えた。
ケルヒャーの高圧洗浄機で洗う。
・・・全く歯が立たない。(-_-;)
まったく汚れが落ちないのだ。水とオイルで固まってしまっている。
洗剤をかけてからもう一度高圧洗浄。だけど全く落ちない。
30分くらいノズルを至近距離まで近づけて洗浄するも変化なし。
意外にケルヒャー、ダメかも。
仕方なく、スチールのワイヤーブラシでごしごしこすると、ようやく埃が取れ始めた。
高圧洗浄なんてしなきゃよかった。
こんにちは。
ようやくに草原の貼り付けが完了した。
航空写真で田園風景を見ると同じ緑一色ではないのと同様、ジオラマでも緑の色を変えてみた。
いろんな緑があったほうが深みが増す。
まるで工事現場みたいだ。
これで左岸は完成かと思われたが、歩道に貼ったクロスが剥がれてきているのを発見。
この壁紙クロスは剝がれやすいみたいだ。展示中に剥がれてきては困るので今のうちに補強しておく。
補強の仕方は縁石だ。縁石をクロスの端に貼り付けて浮き上がりを抑えるのだ。
中央の白っぽいのが歩道。その両脇に細い縁石を貼り付けていく。
糊を付けるのが細かな作業で神経が磨り減る。
しばらくはこの作業が続きそうだ。
こんにちは。
「5年目にやっと来ることができました。」
遅掛けにやってきたお客様に帰りのコミュニティーバスの時間を説明している中で、お客様がそう打ち明けてくださった。
それは、そのお客様のお母さまが病床でテレビを観ていて書き残したメモがきっかけだった。
そのメモには「巨大万華鏡」と書かれていた。
テレビ番組で当館の巨大万華鏡を観て、退院したら行きたいと思われたのだろうか?
その後お母さまは亡くなられて、メモを見つけたお客様はお母さまが行きたいと願った巨大万華鏡スフィアを見てみたいと思われたのだろう。
「ずっと辛くて来れませんでしたが、ようやく来れました。」と言って笑顔で帰られた。
こういう仕事をしているとお客様の人生の喜哀に触れることがある。
ずっと以前、ガラス体験に来てくれた若い女性もそうだ。その女性は友達数人とステンドグラス体験をしてくれた。
色白の美しい少女で今でもお顔ははっきり覚えている。口数は少なかったがとても喜んでくれ、最後には記念写真も撮った。
後日、その友人の女性が、その時撮った写真を貸してもらえないかとやってきた。
少女の遺影が無かったからだ。
少女は白血病でその時の写真が最後だった。
下はその時の詳しい記事です。
切ないことばかりじゃない。
先日など、30代後半のカップルが子連れでやってきて、二人の初めてのデートがここだったんですと笑顔で話してくれた。
その人の大切な思い出の中に、当館があるというのは望外の喜びである。