こんにちは。
どうやらバリスタが必要なようだ。
バリスタとは言ってもコーヒーメーカーのことではない。サージキラーと言われる電子部品のことだ。直径3ミリほどの小さな部品だ。
あれから警報機LEDの切れる原因を必死で研究した。
インターネットで「LEDが切れる」「サージ電圧」といったキーワードで検索をかけた。
LEDが静電気やサージ電圧に弱いことは知っていたが、サージ電圧がどういうときに起きるのかはよく知らなかった。
今回の僕の設計した踏切警報機の点滅はLEDに流れる電流の向きを切り替えることで行っている。 その切り替えに小型リレーを使っているのだが、そのリレーが今回のトラブルに関係していると思われる。
知っての通り、リレーの中には電磁石、つまりコイルが使われている。このコイルは誘導性負荷と言って、スイッチを切ったときに逆起電力が働いて、通常電圧の何倍もの電圧が発生する。これをサージ電圧というのだ。
僕の回路には図2のようなサージ電圧が発生していたと考えられるのだ。(図の場合はDC12Vでスイッチを切ったとき260Vもの電圧が生じている。)
これにバリスタ、あるいはツェナーダイオードを並列接続するとサージ電圧を瞬時に遮断してくれるというもの。
僕の踏切警報機のLED切れ原因が特定されたわけではないけれど、この可能性が大だと思われる。
現在、バリスタを取り寄せ中だ。