館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ギザ10

こんにちは。

 

今朝、美術館テラスにある自販機で缶コーヒーを買おうと、100円玉一つ、10円玉を3つ投入したら一個が何度投入しても返却口に落ちてしまう。

時々こういう10円玉はあるので交換しようと手に取ると縁にギザギザがある。

いわゆるギザ10だ。これは昭和二十八年製造だ。

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先日何かの番組でギザ10は希少価値があると聞いた。

事実、その番組を観た後に銀行へ持っていこうと貯めていた10円玉、1000枚ほどを調べてみたがギザ10は一つも無かったのだ。

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珍しいので六十八年間の垢をきれいに取ってやった。

買取価値を下げないためにはなるべく磨いたりクリーニングはしないほうがいいらしい。後で知った。(笑)

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この十円玉については昔からいろいろ取りざたされている。

僕が子供のころに聞いたのは表面の平等院屋根の鳳凰のしっぽが上を向いたものが価値があると聞いた。

この写真のものはしっぽが下がっているが、僕は確かにしっぽが短くぴんと立った鳳凰を見たことがある。多分昭和二十六年か、二十七年だった気がする。

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プレミアが付いているとはいえ、ネットで調べたところ、買取相場は一枚11円なんだそうだ。

 

なーんだ。(笑)