館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

バーナーワーク体験準備

こんにちは。

きょうはカミさん、10日のバーナーワーク団体体験に向けた準備をした。

バーナーワークとはガスバーナーで色ガラス棒を融かしてガラス球を作るガラス工芸だ。

通常離型剤を塗った太さ2mmほどのステンレス棒にガスバーナーで軟らかく融けたガラスを巻きつけていく。

f:id:mikawakougei:20160609005456j:plain

 

ところが体験を繰り返すうちにガラス棒はだんだん短くなっていって、しまいには熱くて持っていられなくなる。

f:id:mikawakougei:20160609005950j:plain

 

かといって捨ててしまうのはもったいない。ガラス棒は高価なのである。

そんな時は同じ色のガラスをバーナーでつないでやるのだ。

まず、二本のガラス棒を炎のちょっと遠くで予熱してやる。いきなり炎の中に入れると割れたり、破裂することもある。

f:id:mikawakougei:20160609010424j:plain

 

両方の先端が溶けたらお互いを押し付けてちょっとした玉を作る。

f:id:mikawakougei:20160609010552j:plain

 

玉がよく融けあったら炎から出して玉を少し引っ張りながら太さを同じくらいにする。

f:id:mikawakougei:20160609010809j:plain

 

こうして長くなったガラス棒は再び使えるようになる。

f:id:mikawakougei:20160609010913j:plain

 

10日のバーナーワーク体験は16名の団体様。バーナーで16名となると指導する側はなかなか大変なのだ。

それに16台のバーナーが一斉に炎を上げると教室はかなり暖かくなる。かと言ってクーラーをかけると風で炎が揺れるので具合が悪い。

 

なのにこれから夏に向けてバーナーワークの体験は人気が出てくるのだ。

不っ思議! ^ ^

 

ダイエットにはいいかも。(笑)