館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

少年よ大志を抱け

こんにちは。

 

美術館1階の教室にはクラーク博士の盾がある。

 

2008年、家族で北海道旅行に行き、さっぽろ羊ヶ丘展望台を訪れたときに売店で買ったものだ。

 

売店の壁に掛けてあるのを見て値段を見ると1800円。店員さんに聞くと、今は販売していないが、あまり売れないから在庫があると言われた。倉庫から最後の一つを持ってきてくれた。

 

木枠が縦33センチ、横24センチ、厚さ2.3センチあって、メダルは直径20.5センチ、厚さ1.7センチあって全体の重さは1.8キログラムある。

 

僕は「少年よ大志を抱け」の言葉が好きだ。

僕はとっくに「少年」ではなくなったが、心は半分少年だ。

これを時々眺めては志を新たにする。

 

クラーク博士の有名なこの言葉には実は続きがある。

それを知ったのは「ドクターコトー診療所2006」の2話の中で、コトー先生が、医者を志して高校受験のため上京する島の少年、剛洋(たけひろ)君に贈る言葉だ。

 

少年よ大志を抱け

お金のためではなく

私欲のためでもなく

名声という空虚な志のためではなく

人はいかにあるべきか

そのことを全うするために大志を抱け

 

と続く。

僕はこれを知った時に感動した。

土産の盾に博士の言葉を貼ったのはそれを知ってからだ。

 

僕の志はまだ道半ばだが、これを毎日見ながら勇気をもらっている。