館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

山道の街灯1

こんにちは。

 

山道には町明かりが届かない分、街灯があったほうがいい。

もちろん現実の世の中では明かりのない山道の方が圧倒的に多いと思うが、ジオラマでは再現したい。

とは言っても、山道はベースとなる発泡スチロールの厚みがたくさんあって、平地のようにベニヤ一枚ではないため街灯を差し込んで貫通させることが難しい。

平地は街灯の下を長くしてベースを貫通させ、ベースの裏で配線をしている。

 

山道の街灯はソケット差し込み式を考えた。配線は山道に溝を掘ってその中に這わせよう。

山道街灯は平地街灯よりも短く作る。地面から出ている長さ、形状は同じでも地面の下の部分が無い。

 

細い電線の芯2本だけを残し、他は切りとる。差し込み電極に使うのは0.6ミリのステンレス線。真鍮線の方がはんだ付けしやすいが、強度の点でステンレスにした。

ステンレス線を2本の電線で挟むようにしてはんだ付けする。真鍮間の中でショートしないようにできるだけ細くはんだ付けしたかったからだ。

 

はんだ付けが完了。

 

これを真鍮パイプの中にしまい込む。このとき、ステンレス線やはんだ部がパイプに触れてショートしないか確認する。こちらがプラス極だ。

 

別のステンレス線をプライヤーで曲げる。こちらがマイナス極になる。

曲げたのはプラグに合わせてプラス極と距離を取るため。

 

このステンレス線を街灯の外側にはんだ付けする。そしてプラグにはまり込む長さにカットしたのが下の写真。マイナス極は街灯の下左だ。

 

電線をはんだ付けしたステンレス線を街灯の真鍮管の下から差し込み、反対側から電線を出す。

 

プラス極を真鍮管の奥までさらに突っ込んで電線を適当な長さのところで切る。。そこにチップLEDを付ける。

 

チップLEDのマイナス側には幾重にも折れ曲がった単線をはんだ付けしてある。

街灯の先端にはんだ付けするとき熱伝導を遅らせて単線がLEDから取れてしまわないようにするためだ。

 

プラス極を真鍮管から引いて、チップLEDが笠の部分に来るようにして先ほどの折れ曲がった線を笠にはんだ付け、エポキシ樹脂で固める。

 

続きは明日だ。