館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

塗装ブース張替え

こんにちは。

 

塗装ブースを張り替えることにした。

塗料の飛沫で床の養生シートが汚れてきたのが理由だが、壁のプラダンが劣化で割れてきたこともあった。

一般に " プラダン " というのはPP (ポリプロピレン) 製で安価だが、耐候性が弱く、数年でボロボロになる。

この塗装ブースは室内(倉庫)にあって直射日光や風雨にさらされることはない。 が、窓から差し込む日光でここまでボロボロになってしまった。

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この部分のプラダンを数枚交換するだけのつもりだったが、作業を始めてみるとあちこち傷んでいることも分かった。

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この際、しっかり直そうということになり、プラダンもより耐候性のあるポリカに交換することにした。ただし価格は3倍くらいする。

透明度はPPプラダンよりもあるので室内も明るくなる。

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照明もLEDにしようかしら。

タブレット型体温計

こんにちは。

 

きょうからタブレット型体温計を導入しました。

これまでもハンディータイプの非接触体温計を使っていましたが、これだとお客様と対面しなくてはならず、コロナの感染予防対策としてはちょっと弱い部分があります。

また、目の前に体温計を突き付けられるため、接触はしませんがお客様によっては不快に感じられる方もあるようです。

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使ってみた感じですが、お客様の反応は概ね良好です。

テレビのニュースなどでこの手の検温器を使った映像が流れるため、ちゅうちょなく検温してくださいます。

また、音声で検温結果を教えてくれるため、お客様も楽しそうです。

 

ただ、時々機械が検温してくれないときがあります。

大きなマスクを着用して前髪が垂れていたりすると、タブレットはいつまでたっても反応しません。

そんな時はお客様に「前髪を上げておでこを見せてください。」と言います。

そうすると機械はちゃんと反応して体温を測ってくれます。

 

これで当館のコロナ感染予防対策が一つ進みました。

次は空気清浄機です。

彫刻鏡の部屋リフレッシュ!

こんにちは。

 

巨大万華鏡スフィアのアップグレードが当初の予想以上に手間がかかり、彫刻鏡の部屋は今日まで手つかずだった。

明日から新年の営業再開。その前にどうしてもリフレッシュしておきたかった。

 

新しいシーンの追加には日にちが足りないので今回は床のビニールシート張替えと壁面、天井の鏡のクリーニングをする。

特に床のビニールシートは今回、今までの貼り方と手法を変えてみた。

それがばっちりで今まで以上にクリアになった。

 

そして天井の拭き掃除。

脚立に上がり、鏡を一枚一枚手で磨く。少し曇っていた鏡がスッキリきれいになり、遠くまで反射映像が届く。

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どうぞ彫刻鏡の部屋もお見逃しなく!

歳旦祭2021

こんにちは。

 

きょう1月2日は富神の歳旦祭の日。年始を祝う祭祀だ。

祭祀の進行はもう何度も行っているので頭に入っている。初めのころは玉串奉納の榊をどう持って、どちらに回すのか迷った。

 

お神酒の備えられた祭壇。お正月らしい。この後玉串奉納を行った。

玉串奉納を行うのは町内会長4役と社寺係2人、そして今年厄年の男女10人だ。

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昨日と同様冷たい風が吹き、拝殿内は寒い。いつか冷暖房完備にしたいものだ。(笑)

厄年の男女が祢宜様からお祓いを受けた後、なおらいの儀を行う。

 

今回も社務所へ移動せず、拝殿内で簡略化して行った。

お神酒を頂く。いいなぁ、この雰囲気!

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最後の言葉をと、いきなり祢宜様から振られて、何も準備していなかった僕は少々焦ったが、PTA会長をやっていた経験が幸いして、とっさに皆さんの今年一年が無事に過ごせますように祈念しますと切り抜けた。

 

おさがりはここでは頂かずに持ち帰った。

 

 

氏神様に初詣

こんにちは。

 

改めまして明けましておめでとうございます。

紅白のトリを観て、風呂に入る。

何やかやで夜中の2時半になってしまった。外に出ると何やらきな臭い。

もしやと思い、3階に上がると西の方角が赤い。

富神の方角だ。 どうやらどんど焼きが始まったようだ。

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我が家の3階から富山神明社が見える。どんど焼きの炎に照らされて新調した幟が黄金色に輝いている。

厄年会の振る舞いは6時からだと聞いていたが、火を起こすのがずいぶん早い。

恐らく薪材がたくさん集まったので早く燃やさないと9時までに燃え尽きないと計算したのであろう。

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僕らが詣でに行ったのは7時20分ごろだったが、薪はすでに無く、小さくなったどんど焼きが燃え尽きるのを待つばかりであった。

人出はやはりコロナを警戒してか、少ない。

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あいにくの曇り空。風は冷たく、幟がはためいていた。

例年なら厄年会が酒とお汁粉をふるまうのだが、今年は記念品と缶入りの汁粉を配るのみだった。

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時折晴れ間がのぞく。いい正月とは言いにくいが、今年一年無事に過ごせるよう願いをかけた。

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帰ったらひと寝りするか。

スフィア改良 より美しい映像へ 鏡の張替え

明けましておめでとうございます。

 

昨年は一年間ブログをご覧いただきましてありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

スフィアの一番大きなステンドグラスを外す。直径は1.8メートルある。

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全てのステンドグラスを取り外したスフィア内。 モノクロームの世界。これはこれで美しい。

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色を追加。みんなで話し合いながら色を決めた。追加した色は赤、青、紺、紫、黄、ピンク、黄緑、ビリジアンなど。

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3枚のステンドグラスを元通り取り付け。これが大変な作業。デリケートで重労働だった。

色を追加した分、とても鮮やかさが増しました。

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次にオブジェクト前の床の鏡の張替え。

鏡の切り口にサンダー掛け。ガラスの切り口で怪我をしないのと、角が欠けにくくするためです。

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そして今までの鏡を取り外す。これまで前後6枚だった鏡を3枚に減らすため真ん中の横桟を取り外し・・、

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新しく、3枚の大型鏡を敷いた。

こちらがビフォー。横桟が見えます。

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そしてアフター。横桟が消えて視界スッキリ!

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鮮やかな色が加わったと同時に、大型のミラーでクリアな映像に!

新年からはより美しくなったスフィアをご覧いただきます。

 

スフィアはこれからも進化し続けます。

門松

こんにちは。

 

今年もあと二日。しめ縄や門松を飾る。

晦日は「一夜飾り」と言ってよろしくない。

かと言って29日は苦の付く日と言って忌み嫌われます。飾るなら晦日のきょう。

仕入れておいた門松を飾ろう。

 

門の両脇の控えに敷いてあった白玉砂利を全部撤去、コンクリートの地面をきれいに水洗いしたところに門松を置く。高さは160センチ。ここまでの大きさのものは初めて買った。

きょうは強風で、鉢に水をたっぷりやらないと転倒する恐れがある。

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門の両脇に据えてみた。白壁に緑が映えてなかなか絵になる。^ ^

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敷いてあった玉砂利は長年積もった泥と苔で相当汚れていた。

それを高圧洗浄できれいにする。

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きれいになった玉砂利を門松の下に敷いて完成。青竹が太く、葉ボタンに迫力があって見ごたえがある。

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来年はいい年になりますように。