館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

伊勢湾台風並み 台風14号

こんにちは。

 

大型で猛烈な台風14号が近づいています。

伊勢湾台風並みだと言われています。

 

伊勢湾台風が潮岬に上陸したとき、僕は5歳。

70坪ほどあった木造平屋建ての母屋が船のように揺れたそうです。

 

「こりゃあ、あかん! 蔵へ逃げるぞ!」という祖父の声掛けで家族6人、祖父を先頭に前の人につかまりながら母屋の裏にあった廊下続きの土蔵に避難しました。

その途中。廊下の雨戸が強風で飛び、僕も飛ばされたことを覚えています。

 

当時の土蔵はしっかりしたもので、時々「ミシッ、ミシッ・・」ときしむ程度で静かなものでした。

家族が車座になってお念仏を唱えていたと思います。

 

そのうち静かになったので蔵の外に出て見ると星が出ていました。

台風の目に入ったのです。

それからしばらくして恐ろしいほどの吹き返しが襲ってきました。

この台風で土蔵の隣の穀蔵が全壊しました。

 

あれから時代が進み、建物も丈夫にはなっていると思いますが、油断はダメです。

 

直撃しないことを祈るばかりです。

右岸の山 パテ塗り

こんにちは。

 

滝と川のガラスフュージングが完了し、右岸の山の仕上げに入りたいところだが、発泡スチロールの積層の線がちょっと気になりだした。

大部分は下草や木を植えると気にならなくなると思うので特に問題なかろうと思うが、木や下草のない上の方はやはり線が隠し切れないだろう。

折角色付けした後だが、ここでパテで線を目立たなくしよう。

 

パテは水性パテを使う。溶剤を含む油性パテでは発泡スチロールを溶かしてしまうからだ。

へらでは発泡スチロールを崩してしまう恐れがあるので指で塗り、水を付けて均す。

 

すべての接着面をパテ塗りする必要はないと思うが、見えそうな部分はきっちりやりたい。

川の取り付け

こんにちは。

 

滝と滝つぼ、川のパウダー焼成が出来上がった。

パウダーの白がはっきり残っていい感じ!

 

これを一旦右岸の山に並べてみる。 こんな感じだ。

 

このままでは川が地面の上に浮いている状態なので溝を掘る。

ルーターにフェイスミルのようにサンドペーパーディスクを取り付けて発泡スチロールを削っていく。

 

そこへ先ほどの川ガラスをはめ込む。 ちょっと沈み込むくらいがいい。

 

残りの川ガラスも同様に取り付けよう。

 

それは明日だ。

滝川のガラスフュージング焼き上がり

こんにちは。

 

きょうはフュージング窯出しの日。

ちょっとワクワクしながら窯のふたを開ける。

 

完全に型に密着したスランプにはなっていないが、これ以上高温で焼くとパウダーが完全に板ガラスに溶け込んでしまうのでこれくらいでヨシとしたのだ。

 

しぶきの白い流れも少しだが残っている。

 

これを右岸の滝に当ててみる。

 

うまくはまった。

明日は滝と滝つぼ、小川の窯出しだ。

滝川のガラスフュージング焼成

こんにちは。

 

滝川のガラスを焼成する。

ここでいう滝川とは滝つぼから流れ出る段々になった川のこと。

型紙を使ってフュージング用のセラミックブロックを削って成型する。

セラミックブロックは軟らかいのでカッターで切ったりサンドペーパーで削ることができる。

 

成型したセラミックブロックの上に滝川のガラスを乗せパウダーを振る。

 

フュージング釜に入れ、窓から観察できる位置に置く。

 

焼成中。

過去の記録から700度30分に設定。

 

焼成が完了し、冷却中のガラス。

前回の経験からパウダーが溶けきらないように設定したが、パウダーの白が残っている。

 

窯出しは明日だ。

 

楽しみ!

ど根性ガエル

こんにちは。

 

きょうはまるで真夏のような日。倉庫内の気温は窓全開にもかかわらず36度。

昼間は外の仕事などできないが、夕方になって二本松の芝刈りをする。

芝が伸びすぎて、息子が芝刈りしてくれると言っていたが、これ以上待てない。

 

案の定、1㎡も刈るともうバケットは芝くずでいっぱいになる。ものの30秒だ。

芝刈りというより稲刈りだ。これでは効率が悪い。

 

芝を刈るとどこからともなくツチガエルが現れる。

多分、芝の中に穴を作って隠れているのだろうが、芝刈りで逃げ出し、その後芝刈りで現れる小虫を捕食するために寄ってくる。

たいてい芝刈り機が近づくと彼らは逃げるのだが、そんな中でこちらを睨み、逃げない奴がいた。

僕が芝刈り機を止めて追い払おうとすると、こっちへ向かってくるではないか。

カミさんがちょんちょん鎌(刃が三角形の草刈り鎌)で鼻先にちょっかいを出すと、なんと鎌に飛びついて嚙みついたのだ!

 

こんな奴は初めてだ。

代わりに僕が人差し指を鼻先に差し出すと、指先にパクッと食いついた。

もちろん歯はないし、痛くもかゆくもないが、その度胸にびっくりした。

 

カメラを近づけても逃げようとしない。これ、威嚇のポーズ?

 

面白いのでしばらく相手をしていたが、日が暮れてしまうので芝刈りに戻る。

彼を傷つけないように注意しながら。

 

頑張った甲斐あって日没直後に芝刈りを終えた。

 

疲れたけど、満足!

月と木星が大接近

こんにちは。

 

きょうは天体ショーが見られた。

月と木星の大接近だ。と言ってもこれは見かけの話。

昨日は中秋の名月だったが、あいにくの薄曇り。雲がかかった満月だったが、きょうはすっきり晴れてクリアな月が出た。

と、とその横に明るい星が。

木星である。下に見える星のように見える点はレンズのゴーストである。

 

iPhoneカメラの5倍で撮ってみるが、月が明るすぎて面白くない。

新型のiPhoneカメラならウサギの模様まできれいに撮れるのかしら?

そこまでは進化してないのかも。

 

明日月曜は休館です。