館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

伊勢湾台風並み 台風14号

こんにちは。

 

大型で猛烈な台風14号が近づいています。

伊勢湾台風並みだと言われています。

 

伊勢湾台風が潮岬に上陸したとき、僕は5歳。

70坪ほどあった木造平屋建ての母屋が船のように揺れたそうです。

 

「こりゃあ、あかん! 蔵へ逃げるぞ!」という祖父の声掛けで家族6人、祖父を先頭に前の人につかまりながら母屋の裏にあった廊下続きの土蔵に避難しました。

その途中。廊下の雨戸が強風で飛び、僕も飛ばされたことを覚えています。

 

当時の土蔵はしっかりしたもので、時々「ミシッ、ミシッ・・」ときしむ程度で静かなものでした。

家族が車座になってお念仏を唱えていたと思います。

 

そのうち静かになったので蔵の外に出て見ると星が出ていました。

台風の目に入ったのです。

それからしばらくして恐ろしいほどの吹き返しが襲ってきました。

この台風で土蔵の隣の穀蔵が全壊しました。

 

あれから時代が進み、建物も丈夫にはなっていると思いますが、油断はダメです。

 

直撃しないことを祈るばかりです。