館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

昇るオリオン改良完了

こんにちは。

 

一昨日、昇るオリオンの改良が完了した。

「昇るオリオン」とはガラス積層の作品で、中に星となる気泡と通常は見えないオリオンの絵を封入した作品。

オリオンの絵を浮き出させるブラックライトが衰えてきたのか、絵がはっきりしなくなっていた。

 

iPhoneで撮ると、ここまで写るが、実際の目ではよくわからなかった。

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LEDブラックライトも今ではかなり進歩していろんな波長があって、出力も強くなった。 今どき蛍光管でもないか?という気持ちがあって、思い切ってLEDに交換したのだ。

こちらがアフター。ビフォーよりもかなり見た感じはくっきりした。もっと明るくしたければLEDの数を増やせばいいが、余計な青が強く出るのでこのあたりでよい。

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このオリオンは時間とともに薄くなり、

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最後は全く見えなくなる。そしてまた時間とともに現れてくるというファンタジックな作品だ。

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カミさんいわく、背景が透けて見えて展示方が良くないんじゃない?実際むこうにオリオンの作品もガラスに映りこんでいる。

片側からだけ見えればいいので、後ろを黒い衝立で隠してみたら?

 

というわけで、近いうちそうしてみようと思う。