館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

三河工芸ガラス美術館 梨地塗装

こんにちは。

 

美術館のソメイヨシノが満開だ。

桜の中をジェット機が通る。

 

美術館のソメイヨシノは館の東側、隣の田んぼの前にある。

 

先日、門塀に取り付けられていた看板文字に吹いた必殺錆封じ。3日経ってようやく固まり始めた。

まだ少し「ぬめり」が残っている部分もあるが、頃合いを見て上塗り塗装に入る。

初めに黒つや消しで全体を塗る。

 

文字には穴やら空洞、狭い所があってなかなか塗装に手間がかかる。

 

「美術館」の文字なんて狭小部分や穴がいっぱいあって塗りにくいのなんのって。

 

黒が一通りきれいに塗れたところで梨地仕上げをする。

 

梨地仕上げは塗料の吹き出し量を多く設定し、吹付空気量を限界近くまで少なくすると塗料が霧になりきれず、粒の荒いしぶき状になる。

しぶきの量は感覚に頼るしかないが、塗装のし始めとし終わりころでは塗料の粘度が上がってきて仕上がりに差が出てくる。

 

できるだけ速く塗装するのが望ましいけど、文字がたくさんあるからね、どうしても同じにはならないんだよね。