館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ターミネーター:新起動 ジェニシス (その2)

こんにちは。

映画を観て感じたことは、一言で言って大変楽しめる作品だということ。

ところどころに前作までのオマージュがちりばめられ、シリーズ作品を観た人には、

「あっ! このシーン見覚えがある !!」というのがいくつもある。

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その中でもターミネーター2は絶対に観ておくべき。シリーズ一番の傑作だからだ。

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そして言えることは、ターミネーターはやっぱりシュワちゃんでなきゃダメなんだということ。

ターミネーター2でT1000を演じたロバート・パトリックやサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも出ていない。世代交代が進んでいるのだ。

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脇役が世代交代する中で主役のターミネーターは歳喰ったシュワちゃんなのだ。

 

この映画を見て思ったのだが、歳喰ったシュワちゃんターミネーターがとてもいい味を出しているのだ。歳をとるということがあながち悪いことばかりではなく、ステキなことだと思えたりもする。

テレビでも「三匹のおっさん」や「・・・熟年探偵社」など、中高年のおじさんを主役にしたドラマが増えている。おおかた彼らはちょっぴり鈍くさく、時に滑稽で、しかしかっこよかったりもする。

 

僕たちオトコはややもすれば60歳を超える頃から老いを嘆き、年齢に卑下するような気持ちが芽生えていたりはしないだろうか。

僕は思うんだ。 僕たちおじさんには若い頃にはなかった円熟味というか、まろやかさというか、奥深さが気付かないうちに醸成されていると。

その上で年齢に諦めず、いつまでも夢に向かってチャレンジし続けるかっこいいおじさんになれたらいいと。

映画の中でシュワちゃんターミネーターが言っている。

「古いがポンコツではない」と。

 

エンドロールは最後まで見るといい。