館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

バーナー体験

こんにちは。

おかげさまで、きょうも日曜ということで体験客でにぎわった。その中にバーナー体験が二組あった。 バーナーワークはほかの体験種目に比べると申し込みは多くない。予約が必要であることと、ちょっとテクニックが必要だからだと思う。

 

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バーナーワークというのは色ガラスの棒をガスバーナーの炎で溶かし、トンボ玉などのガラス球を作る体験である。

この体験の魅力は、なんといっても炎の中で目の前のガラスが溶けていく様を実感できること、そして両手を使う難しさを克服して出来るようになることが快感なのだ。

 

ガラス棒の先端を炎の先でゆっくりと加熱する。

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ガラス棒の先端が赤オレンジになって柔らかくなったら、柔らかくなったガラス部分を離型剤を塗ったステンレス棒に練りつけていく。 みなさん、一個作るごとに上手になっていく。

一本のステン棒に3~4個のガラス玉を作ることができる。

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バーナー作業を終えたら、さめて冷たくなった玉から棒より外していきます。

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ガラス玉をつまんで回せば離型剤が剥がれて玉がステン棒から抜ける。

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ガラス玉の穴に付いた離型剤の粉を歯間ブラシを使って掃除する。

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ガラス玉の穴周辺にできたバリをダイヤモンドヤスリで削り落とす。水洗いすれば玉は完成。

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どんなアクセサリー金具があるか、講師の先生から説明を受ける生徒さん。

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金具を付けるのは講師先生の役目だ。

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アクセサリー完成だ。トンボ玉の配色が美しい。

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アクセサリーが出来上がって皆さん、嬉しそう。 この笑顔は達成感から来るものなんだ。

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ぜひ、またのチャレンジをお待ちしています。♡