館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマ メインストリート (15) 分離帯樹木を作る2

こんにちは。

前回に引き続き中央分離帯の木を作る。

温度調節したハンダこてを使い、ファイバーを1本1本慎重に曲げていく。

自然な枝ぶりに見せないといけないので、一本の枝を曲げるのにも結構な時間がかかる。

丸一日かかって曲げたのがこちら。

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後で全体の形を整えるため枝は長めのままである。仕上がりはこの半分くらいにするつもりだ。

このままでは真っ白な木なので、次に街路樹らしい色を付ける。

ホームセンターで見つけた茶色。このくらいの濃さがいい。

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ここで気を付けなければいけないのがスプレーの種類だ。

前回も説明したが、ファイバーの材質はアクリルとポリエチレン、ラッカースプレーなど、有機溶剤を含む油性塗料はファイバーを侵す恐れがあるため、ここでは水性スプレーを選ぶ。

ポリエチレンに水性塗料は密着しないが、木全体を覆うように塗装するので剥がれる心配はない。

茶色のスプレーを2回、そのままでは光沢仕上げになってしまうので、つや消しスプレーを3回塗った。

そしてできたのがこちら。 ピントが合ってなくてゴメン。

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さあ、あとは形を整えていく。

 

つづく