こんにちは。
きょうは休館日。 午後から今月4日にオープンしたばかりのイオンモール常滑に出かけた。
これは普段あまり外出する機会のない(僕もだけど)カミさんサービスもかねて、ちょっとウィンドウショッピングに。
セントレアにはアメリカからマスタングパーツを輸入するためにたびたび空港税関に行っているが、その手前に広大な敷地があり、前々から何が出来るんだろうと思っていたのだ。
だから場所はすでに分かっている。きょうは月曜なので土日に比べればきっと空いているだろうという読みもあった。
なにぶん初めてのモール、どこが入口だろうと探していると、間もなく道路沿いに立札を持った人が見えた。 入口は迷うことなく見つけられた。
ゲートを入ると広い駐車場、どこまでが駐車場なのかさっぱり分からない。 とりあえずイオンモールらしき建物の近くに車を停める。これが正面玄関かと思いきや大間違い。これはノースコート東入口という一番端っこの入口だ。
あまりゆっくりもしてられないので真っ先に目的地に行く。
ここがそう。^ ^ そう、宝くじ売り場でした。ここで買うのは初めてだけど、初めてジャンボ宝くじを販売するバージン宝くじ売り場というわけだ。オープンしたてで活気がある売り場は運気も高いと考えたのだ。買うのはもちろん年末ジャンボ。
チャンスセンターすぐ隣のイオン銀行に人型ロボ「ペッパー」がいたのでカミさんが遊んでもらっている。
まだ新しいだけあってフロアはハイヒールに傷つくこともなく、まだ鏡のようにピカピカだ。フロアタイルにはラメがちりばめられていて歩く道々でキラキラ輝き美しい。 インテリアは上質のコーディネートがされ、ハイセンスでため息が出そうだ。
規模的に言ってうちなど真似ようもないが、大いに参考になる。
うちも「トイレ de アート」を実行中なので参考にトイレを覗いてみる。女子トイレは入れないのでカミさんに任せて僕は男子トイレに。
なるほど、リクシルが宣伝で協賛するだけあって豪華だね。男っぽいモノトーンで統一されている。
これでもかというくらい、お金のかかったトイレだ。ただし、成金趣味な金のかけ方でなく、シンプルでセンスが良い。
常滑と言えばイナックスブランドの伊奈製陶の発祥の地。今は経営統合されてLIXIL(リクシル)となったが、ここは常滑イオン、是が非でもライバルのTOTOには渡せなかったであろう。
LIXILの意気込みが感じられるインテリア。間接照明の全身ミラーがエレガントだ。
縦の格子を基調に和を意識したモノトーンの空間。派手さはないものの落ち着きと重厚感を醸している。
黒い便器。 デザイナーの冒険心を感じるね。
2階へ上がるとカーペットタイル張りのフロア。ブルーグレーを基調に落ち着いたインテリア。シーリングはダウンライトでホテルのようなイメージ。明るすぎず、ショップから漏れる明かりで十分な照明。蛍光管などどこにも見当たらない。
客に物を売りつけようなどという押しつけがましさはみじんも感じられない。
上質な空間を楽しむうちに自然に購買意欲が沸いてくるのだ。
何か食べて帰ろうかとも考えたのだが、僕もカミさんもお昼が遅かったせいか、おなかが空かない。結局食べずに帰ることにしたが、正面玄関近くにある「いきなりステーキ」の店の前には長い列ができていた。 また出直してここでステーキを食べようとカミさんと約束した。
僕たちはノースコート東から入ったがイオン建物中央にある「常滑のれん街入口」から入ると高さ5メートルはあろうかという大きな招き猫が出迎えてくれる。
常滑ならではのおもてなしだ。
建物を出ると、すでに夕闇が迫っていた。暖かなモールの照明が疲れた心を和ませる。
遠くにジェットの音が聞こえる。あっちは中部空港だ。あいにくの曇り空だったが穏やかな夕暮れだ。歩いていて心地よい。
気が付くとカミさんが僕の左腕につかまっている。
へへっ、きょうは嬉しかったのかな? ^ ^
広大な駐車場。たいしたモールだ。結局この日は宝くじ以外何も買わなかったが、今度はゆっくりとショッピングしてみたいと思う。
正味1時間くらいの短い滞在だったがショッピング無しでも僕たちは大いに楽しめた。
インテリアやそれぞれのデザインが実によく考えられていて、どれだけのデザイナー、コーディネーターが知恵を絞ったことだろう。
彼らの仕事に敬意を表したい。