館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

新作ラッシュの木曜教室

こんにちは。

きょうは午後からステンド教室。ここのところ作品を完成させる生徒さんが続いている。

SIさんと同じデザインでサイズ違いのランプシェードを作っていたHRさん、きょうは晴れて完成の日の目を見た。

ただ今最終仕上げのつや出し剤を塗っている。綿棒に薬液を付けてハンダの部分に塗り込む。

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ポリワックスと言って、ハンダ部分の艶出しと腐食防止を兼ねている。美しいツヤが出るが、ツヤのないしっとりとした風合いにしたいのであればこれは塗らない方がよい。

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裏面も入念に塗っている。

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仕上がったランプ。うん、ステキだね。

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斜め上から見る。花のところは窓になっている。

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花弁のハンダ組み立てが難しかったようだ。葉っぱの茎は真鍮棒のツイスト(おひねり)を作ってハンダ付けしたもの。

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続いてMRさんのランプシェード。小振りだがシンプルで可愛らしい。

パティーナを塗り終えたところ。しばらく乾燥させた後、水洗いをし、つや出しを塗る。

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バラの花柄。ランプスタンドの高さは20センチそこそこのミニサイズだが、”ちょっと作ってみる”のには手軽でいい。

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枕元に置いて眺めていたらじきに眠気を誘いそうだ。 ^ ^

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つづいて前回どでかいランプシェードを仕上げたSIさん、今回は筒型のあんどんだ。

また今回もでかいのを作る気だ。この子は大きいのが好きみたいだ。

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組み立て型にペンキの缶を利用している。

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上手い具合にペンキの缶がぴったりだったのだ。缶にガラスを巻き付けてハンダ付けしている。

 

きっとじきに仕上げてしまうだろうな。

 

おしまい。