館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

遮断機 回転継手の製作

こんにちは。

 

遮断機リンクの製作が上手くいったので続いて回転継手の製作に入る。回転継手はギヤモーターの回転運動を遮断機バーを上げ下げする上下運動に変換する部品だ。

小さな部品なので組み立てるには治具が必要だ。

まず、アルミアングルを斜めに切る。これは作業をしやすくするためだ。

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斜めカットの付け根付近に明けた穴にM1.7の雄ネジを通す。

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そのネジにM1.7のナットをねじ込む。これはナットの水平を出すためと、ナットのネジ山が溶け落ちるのを防ぐ効果もある。

そこへM2.5の全ネジ (長ねじをカットした物) を当てる。そしてナットと全ネジの接続部をTIG溶接する。

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M1.7の雄ネジを抜き取るとご覧の通り雌ネジの付いた軸が出来上がった。

小さな部品だが溶接強度は十分だ。接着やハンダ付けでは強度でお話しにならない。

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リンクと回転継手は全部で18個ずつ作る。

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ギヤモーターに取り付けてみた。回転継手のナットは締め込まずに緩くしてあって軸が回転するようになっている。ただし、ナットには緩み止めを塗っておかねばならない。

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問題点が出て来ないとも言えないので全て一式組み立ててみた方が良いだろう。