こんにちは。
きょうのインターネットニュースに「海外ブランドの東京モーターショーへの不参加相次ぐ 10年ぶり 」というのがあった。
僕は少なからずショックを受けた。
(ネットより)
東京モーターショーと言えば高度成長期の日本を象徴する花型イベントで、外国ブランドの高級車やスポーツカーが多数展示され綺麗なコンパニオンたちが華を添えていた。
僕ら庶民はいつの日かあんな車に乗れたらいいなぁ、と心ときめかせたものだ。
海外ブランドが出展しないということは日本市場に魅力が無いからだ。
かくいう僕も今の日本車で乗ってみたいと思える車は一部のマツダ車とホンダのNSXくらい。
道を埋め尽くすエコカーやハイブリッド車には興味がわかないのだ。
きょう休館日でマスタングのレストアをしている僕のところへ休憩時間になった庭師さんがやってきて、こんなことを言った。
「楽しそうだねぇ。 いいよなぁ、このころの車は。自分でいじって楽しめるもん。」
庭師さんは元エンジニアで、僕と年代が近いためマスタングのこともよく知っている。
「今の車、つまんねえよなぁ。自動ブレーキやオートクルーズで至れり尽くせりはいいのだけれど、全部コンピューター制御で素人の手には負えない。なんか、温かみが無いというか、つまんねえよなぁ。」
彼の嘆きはよく分かる。出来すぎていて機械らしさが感じられない。
アクセルもモーター制御ではなく、ワイヤーによるダイレクト制御がいい。
若者の車離れはますます進む。