館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

農家の屋根裏

こんにちは。

 

きょうは朝と夜両方のステンド教室のある日で、制作作業はあまりできなかったが、ジオラマ農家の屋根裏の造作を行った。

 

屋根裏というのは特別な場所だ。特に子供にとっては普段使わない秘密基地のようなところ。

幼少期の僕の家は木造瓦葺の平屋。標準的な農家の作りだった。

それに比べ、母の在所は同じ農家の作りでも中二階があって、そこは小さな窓のある薄暗い屋根裏部屋だった。

そこにはたくさんの漫画本があって夏休みに母の在所に行ったときなど、こっそりと屋根裏部屋に上がって漫画本を読みふけった。

そこは僕が初めて手塚治虫に出会った場所でもあった。

 

さて、ジオラマ農家の話に戻そう。

この農家にも屋根裏部屋がある。

 

ステンドグラスの家をかぶせると窓の付近が暗く、中が見にくい。

だからきょうはLED照明を取り付けた。

 

在所の屋根裏はもっと天井が低くてこんなに広くはなかったが、山のように並べられた本はまさしく謎に満ちた秘密基地のようだった。

今の子供たちにもこんな経験が必用なんじゃないかな?

 

たまには誰にも邪魔されずに、漫画本を読みふけってみたいものだ。