館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

カラー舗装 F先輩の教訓

こんにちは。

 

美術館入り口アプローチのカラー舗装が始まった。

単なるアスファルト舗装ではなく、表面に石目調タイル柄の吹き付けをするのである。

 

まず、新しいアスファルトの表面を洗浄、脱脂した後、タイル模様のステンシルを路面に貼り付ける。

 

その上から特殊塗料を吹き付ける。

 

吹き付け後の状態。

 

塗料が乾燥してからステンシルを剥がすとタイル調の柄が現れる。

 

タイル模様の拡大。なかなか素敵だ。

 

ところが、ここでアクシデントが発生。

こちらの希望するカラーと業者がやろうとしている色目が違うのだ。

どうやら連絡のミスらしい。

今なら修正ができるというのでやってもらうことにした。

 

ふと、僕の設計士時代の先輩から言われた教訓を思い出した。

" 人を信用するな " だ。もちろんいい意味でだ。

 

僕の描いている図面を見たFさんが、「神谷君、ここの寸法間違いないか?これが間違っていると大変だぞ。」

僕が「大丈夫です。依頼者のNさんがそう言っていましたから。」というと、

「自分の目で確かめて来い。万一間違っていたら責任を取るのはお前だぞ。なにより会社に損害を与えるじゃないか。」

 

現場にはたびたび顔を出して工程を見るといい。現場の作業者と話をしたから今回の伝達ミスが分かったけど、間違ったまま完成したら泣きを見るのは自分だ。

 

業者に任せっきりは厳禁だ。