館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

結婚記念日35周年

こんにちは。

 

きょうは結婚記念日。35周年だ。

サプライズでカミさんに花束をプレゼントした。

カミさんは花が好きなので喜んでくれる、というか、他に何がいいのか僕にはよくわからないのだ。(笑)

35年って、振り返ればあっという間だ。辛いこと、嬉しいこと、沢山あったけど今日まで無事に来れた。

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夕食は泡の立つ缶ビールというのを買ってきてささやかながら祝杯を挙げた。

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これからやりたいこと、やらなきゃならないこと沢山あるので今まで通り頑張らないといけない。

お互い、健康に気を付けて頑張ろうね。

末永くよろしくお願いします。

リスの大皿の照明製作

こんにちは。

 

次はフュージング技法で作ったリスの大皿の照明を変更する。

現在は天井のハロゲン型LEDダウンライトで照らしているので床や周辺も同時に照らしている。

これを新しい照明で集中的に照らし、大皿を目立つようにする。

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今回もアクリルパイプとテープLEDを使う。

今回はアクリルパイプを斜めにカット、斜め上から大皿を照らす。

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もちろん、きょう一日では作り切れないが、1~2日のうちには完成させたい。

出来たらまたこの場でお知らせします。

20分も待ったのに・・

こんにちは。

 

きょうは風の強い一日だった。

気温もあまり上がらず、強風と相まって余計に寒く感じる。

 

日曜日ということもあって学生さんなど、遠方から電車とバスを乗り継いで来てくださったお客様も結構あったようだ。

 

バスといえば美術館前に止まる「六万石くるりんバス」が便利なのだが、名古屋市などと違い、本数は少ない。1時間に1本だ。

 

だいたい時間通りに来るが、交通事情によっては3~5分遅れることはよくある。ラッシュ時など10分以上遅れることもあって、そんな時はバス待ちのお客様は道の中ほどまで出てはバスの来る方角をちらほら見ている。

 

きょうのお客様は女性の二人連れが二組、4人が待っていた。

バスは定刻より1分過ぎてもまだ来ていない。

それまでバス停で待っていたが、折からの強風もあって、一組は家の影に、もう一組は塀のそばに身を寄せた。

「そんなところで待っているとバスは止まらずに通り過ぎちゃうよ。」

そんなことを思っていた矢先、バスは西からやってきてバス停に止まらず通り過ぎてしまった。

隣家の門長屋が道いっぱいに出ているので、バスは離れて人が待っているのに気づかないのだ。

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その二組はあっけにとられた様子で、しばらくは立ち尽くしていたが、置いてきぼりを食らったと悟ったのか、西尾駅方面に歩き出した。

若い子は駅までの5キロを歩くのは平気でする。

 

閉館間際に帰っていった若い子二人も家の影に身を寄せている。

もうすぐバスの来る時間だ。

モニターを見ていた僕は走ってバス停まで行った。

「バス待ちのお客様ですか?」と僕が聞くと、「そうです」と答えた。

「そこだとバス、行っちゃうよ。バス停にいないと。」

「ありがとうございます。」女性二人はにこっと笑ってバス停に走り寄った。

バスが来たのはその直後だった。

「よかった!」

 

バス待ち小屋を作りたいな。

医療従事者を救うには・・

こんにちは。

 

きょう、17日のNHKスペシャル「看護師たちの限界線」を観ていて思わず涙してしまった。

新型コロナ感染拡大で医療のひっ迫が毎日のようにニュースで流れるが、その実態は僕ら一般人にはなかなか想像できない。

番組では一人のコロナ病棟のICUで働く25歳の看護師に密着、コロナ最前線の過酷さを現実として描いていた。

その看護師さんは1年以上のコロナとの戦いで疲弊し、最終的にはその病院を退職してしまう。使命感だけでは続けられない、これが現実だ。

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実は今年2月初めに僕は生まれて初めて救急車に乗った。患者としてである。

明け方に突然の胸の苦しさに襲われ、ただ事ではないと感じた僕は隣で寝ているカミさんを起こして救急車を呼んでもらった。

ひどい不整脈だったのだ。

おそらく強いストレスと睡眠不足が続いたのがたたったのだろう。

胸の苦しさとともに顔からは血の気が引いて脂汗が出ていた。

救急車の中で僕は胸に心電図の電極を付けられ、西尾市民病院の救急外来へ運ばれた。

そこで点滴を受けて1時間くらいで平静を取り戻したが、一時は死ぬんじゃないかと思った。

 

治療を受けている間に優しくも凛とした看護師さんの呼びかけに、僕は「助かる」と、安心感を覚えたものだ。

医療従事者の大変さはその優しい言葉からは感じられない。その医療従事者が疲労困憊して辞めていくのは実に悲しいことだ。

 

この番組を観て、僕は改めてコロナに感染しないよう最大限の注意をもって予防に当たらなくちゃならないなと感じた。

それはとりもなおさず自身のためだ。

トンボ玉展示台

こんにちは。

 

昨日までに完成させたガラスの樹の展示台照明。

きょうはその隣のトンボ玉展示台の照明を製作する。

現在は天井のダウンライトを展示台天板のガラス越しに照らしている。

これが悪いわけではないが、ダウンライトが床まで照らして周りを明るくさせてしまっている。

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アクリルパイプとアクリル板を接着してフードを作る。これをスプレー缶で黒に塗装。

ラッカースプレーを使ってはいけない。アクリルが侵されてひび割れする。水性か、プラスチック用スプレー塗料を必ず使う。

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発光部分を作る。発光ユニットは透明ガラスに代えてダークミラーに貼る。

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LEDは超高演色のチップを使ったテープLED。トンボ玉の色を忠実に見てもらうためだ。

テープLEDを切って並べてつなぐ。

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配線を終えた天板。

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ここへ先ほどのフードを取り付ける。

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これを展示台に乗せる。

展示台は展示台の方であらかじめ電源を配線しておく。

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照らされたトンボ玉。

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トンボ玉を集中的に照明して以前より雰囲気はよくなった。

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次は隣のリスの大皿だ。

ガラスの樹

こんにちは。

 

巨大万華鏡スフィアの出口側に並ぶ作品の中に「ガラスの樹」がある。

バーナーワークで製作した繊細な作品だ。

現在はLEDダウンライトで照明しているがイマイチ十分にその美しさを見せられていないと思うのだ。

今回はこれの照明を新しいLEDで作りなおしてみる。

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もう一つ気になるのはダウンライトが作品だけでなく、床や周りを照らしていること。

もっと作品を際立たせたいのだ。

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1ミリ厚の薄いアクリル板に定寸に切ったテープLEDを貼り付けていく。

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切ったテープLEDどうしを配線でつないで、ダークミラーにアクリル板ごと貼り付ける。これが展示台の天板になるのだ。

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ブルーの照明。

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実はこれ、色が変化するフルカラーLEDを使っている。今度は白だ。

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でもやはり照明が広がって床も照らしている。もう少し作品に照明が集中するように改善するといいかも。

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ただ、奥の展示台2台も天井ダウンライトを止めないと床は暗くなりそうもない。

次は奥の作品だ。

スフィアスペシャルバージョン制作開始

こんにちは。

 

きょう、シーケンス屋さんが下見に来てくれた。

プログラムをするうえで、必要となるリレー出力の場所を確認するためだ。

 

スフィアのスペシャルバージョンは写真撮影に特に映える宇宙のシーンとビッグバンのシーンに絞って時間を再編集する。

ストーリー、ナレーションもガラっと変えてアトラクション的にするのだ。

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そのあとでストーリーの打ち合わせをした。

プログラムの納期は今月の26日。ゴールデンウイークの直前だ。

撮りたい写真がしっかり撮れて入場待ちの緩和につつながればいいと思う。

 

ひとつ、きょうは嬉しい知らせがあった。

西尾市役所の地域つながり課から電話で、富山北のバス停利用者が3倍に増えたというのだ。お客様も3倍になりましたか?という質問だった。

市役所ではくるりんバスの利用者を路線別、バス停ごとに統計を取っている。利用客の動静を見極めて路線の再編の参考にするためだ。

富山北のバス停の利用者は当館の利用者だけでないのはもちろんだ。一般の乗客もある。

たまたま春休み中で学生さんの来館が多かったので3倍になったのかもしれない。

分母がもともと小さいので少し利用者が増えればすぐに数倍にはなるだろう。

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だから当館の来客数が3倍になったわけではない。(笑)

 

ともあれ、バスの利用者が増えれば富山北の存続も続くので大いにバスをご利用いただきたい。

真っ赤な可愛いくるりんバスだ。^ ^