こんにちは。
予定通り大浴場洗い場の鏡塗装は火曜日に終了した。
現場での作業量を出来るだけ少なくするためにシリコンコーキングの養生をカミさんにやってもらっている。 鏡が汚れているように見えるのは保護フィルムが貼ってあるからだ。 剥がすとメタリックのブルーがとっても綺麗だ。
裏面がしっかり防湿塗装されているが、浴室内ということで、さらにシリコンコーキングする。壁と鏡の間に水が入らないようにするためだ。
これは見積もりには入っていないが、念には念を入れるうちの良心だ。
さて、一方の脱衣所ミラー。先日割り取った脱衣所の鏡は防湿ミラーではなかった。鏡を剥ぎ取って裏面を見れば分かる。
脱衣所の鏡が防湿でなきゃ、そりゃ腐食するわな。
うちはそんなことしない。彫刻した後の鏡裏面をさらに防湿塗装する。
そのためのマスキングをしている。2ミリのラインテープを楕円の外周に貼る。 5ミリの鏡だけど、面取りがしてあるので端っこは3ミリくらいしかない。その半分をマスクする。 塗装が被さるようにだ。
その上から紙テープのマスカーを貼る。塗料が隙間から鏡にかからないようにね。
さらに彫刻面からの腐食が一番心配なのでエポキシを塗る。 ここまでやればオリジナルの防湿ミラーよりもずっと強い。 これこそ三河工芸ガラス美術館品質なのだ。(笑)
明日はこの裏面を防湿塗装する。
どう?気が遠くなるほどの工程でしょ?