館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビーム継ぎ手の修復2

こんにちは。

 

形状の修復が終わり、継ぎ手全体をサンドブラストする。塗料の密着をよくするためだ。 スポット溶接を外した穴にはマスキングシートを貼って塗料が付かないようにする。

プラグ溶接がしやすくするためだ。

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錆によるクレーターがある。ここはアルミパテを塗って補強する。

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サンドブラストしてもミクロの錆の根は残っていると思われるので初めに「必殺錆封じ」を吹き付ける。

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これを溶接する相手側(クォーターフレーム)の錆クレーターにも「必殺錆封じ」とアルミパテを塗り、錆止めと補強をする。錆は合わせ面から発生するからだ。

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ここでも溶接用の穴にはマスキングしておく。

 

手間はいとわない。