こんにちは。
同じブランドの製品とは思えないくらい合わないDynacorn製ドアとクォーターパネル。
今回はマスタングを印象付けているフロントからクォーターにかけて流れるライン、出っ張り部だ。ドアとクォーターパネルの上下を合わせると中央付近はこんなにずれる。こんなのカッコ悪くてダメだ。

中央の出っ張りを合わせても山の形がこんなに違う。

今回、ドアに合わせることにした。ドアのライン修正が難しそうだからだ。まず型を取る。

紙の型から木のプレス型を作る。

次にドア側のラインを取る。

ラインに合わせて木型を切る。

出来上がったオス型とメス型。


木型でクォーターパネルを挟み、バイスで思いっきり締め込む。

山の部分は硬く、これ以上の修正はムリだ。

それでもここまで揃った。

ここまで来ればオリジナル並みだが、仕上げはドア側のライン調整でやってみようと思っている。

本当に手がかかる。
近くにレストア屋がいるのならプロに任せた方が得かもしれない。かかる手間を賃金に換算したらえらいこっちゃ。