こんにちは。
きょう夕方、ショッキングなニュースが飛び込んできた。
日産のカルロス・ゴーン会長とグレッグ・ケリー社長の日産トップ二人が逮捕されたというのだ。容疑は金融商品取引法違反だそうだ。
まるで池井戸潤氏の小説 (半沢直樹、下町ロケットなど) を地で行くような事件だ。
カルロス・ゴーンといえば2兆円もあった有利子負債で瀕死の状態にあった日産自動車を、5年間で借金全額返済し、業績をV字回復させた剛腕経営者だ。ゆえに強大な権力を持ちワンマン経営者になっていったのだろう。
そんなカルロス・ゴーンの年収は10億3500万円。国内の経営者としては破格の年収だ。
一方で会社再建の名のもとに1万人規模の社員をリストラしておきながら、自身は超高額所得を得る。こういう経営者は日本にはなじまないと思う。
日産側はクーデターではないと言っているらしいが、1万人もクビにした積年の恨みはくすぶっていたに違いない。