こんにちは。
マスタングマッハ1のボデーラインの中で美しい部分の一つがクォーターウインドウだ。
このラインはこの年式のマスタングの特徴でデザインを最優先にした結果、斜め後方視界の悪さ(というよりゼロ)は天下一品である。現代車の中では一部のスーパーカーを除いて一般車ではまず無い。
しかし、この特徴的なデザインがマスタングのたまらない魅力であることも代えがたい事実だ。
オリジナルはわずかに下方にカーブしているが、レプロは少し直線的だ。
遠目には違いは分からないが、あえて僕はカーブをオリジナルに近づける。
曲げはプレスで行う。叩いて修正できるほど僕の腕は職人ではない。
プレス型のベースとなるアングルを一部カット。曲げやすくする。
カットした溝にくさびを打ち込む。
打ち込んだくさびを溶接でアングルと一体化する。
そのアングルにガイドを溶接する。
一方、オス型の方にもガイドを作る。
この溝にメス型のアングルがスライドとしてはまり込むのである。