こんにちは。
隣の田んぼの田植えが始まった。
去年の田植えが5月24日だったから4日早いことになる。
でも、去年と様子が違う。
奥の田んぼには水がなく、田植えの気配すらない。
そう、水が来ないのだ。
ネットやテレビでもトップニュースで伝えられているように5月17日に起きた明治用水頭首工での大規模な漏水。
農業用水、工業用水の断水によるものだ。
隣の田んぼは、この一帯の水田の中で最も低い位置にあるので、5月の長雨によって池状態になっていたのだ。それが幸いした。
この水は用水の水ではなく、天然の雨水なのだ。
つまり、この田んぼのおかげで、大雨が降っても周りの宅地が浸水したり道路が冠水せずに済んでいる。田んぼが調整池になっている。
ロシアによるウクライナ侵攻で日本の食料自給率の弱さが露呈しているが、僕は少々高くても国民は国産の農作物を積極的に買うべきだと思っている。
西尾市はあちこちで農地を潰し、工場や宅地開発をしているが、もうそろそろやめにしたらどうか。
やがて来る食糧危機に備えて農地は大事にした方がいい。
農地の宅地並み課税は悪法だ。