館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

星の逢い引き

こんにちは。

よくよく考えたんだけど、やっぱり交差点には信号機かな。上手く作れるか分からないけど、何事も挑戦だ。

とはいえ、すぐには作れないのできょうはコーヒーブレイク、別の話題といこう。

 

ここのところ夕暮れの西の空に、ひときわ輝く二つの星が見える。みなさん、気付いていました?

 

f:id:mikawakougei:20150630112307j:plain

夕焼けの赤い空でもはっきり見えるのは金星と木星だ。 明るい方が「宵の明星」金星。夕暮れの空に明るく輝く姿はとても美しい。

その金星に寄り添うように輝くもう一つの星が太陽系最大の惑星、木星だ。

先週はもっと距離が離れていたので確実に近づいている。この写真は昨夜の写真なので今夜はもっと近づいていることだろう。 なんだか、先日のクロスケとブチを思い出した。ブチのやつ、ちゃっかり距離を縮めていたからね。

この金星と木星の見かけの接近、なんでも16年ぶりなんだとか。 随分久しぶりのデートだ。

f:id:mikawakougei:20150630112514j:plain

 

何を隠そう僕は高校時代、天文部に所属していた。

夏休みの部活キャンプで、望遠鏡を持って部員と一緒に近くの佐久島に渡り、みんなと地べたに寝っ転がって、一晩中空を眺めていたことがあったっけ。

楽しかったなぁ。

 

僕は幼少の頃から星や機械など、科学的なものが好きだった。

それは僕のおじさんの影響だと思う。僕の母の一番下の弟だ。叔父さんと言っても僕より4つ年上なだけで、ほとんど兄貴のような存在。

子供の頃から母に連れられて在所へ行くと、よく遊んでもらった。

彼は自分で天体望遠鏡やステレオセットなどを作ってしまうほどの少年で、僕はそれを見せてもらうのが楽しくて仕方なかった。

夏休み中、ずっと在所に泊まって遊んでもらったこともある。

彼は兄弟、女5人、男1人の末っ子なので、高校くらいまで「ボクちゃん」という呼び名で姉たちからかわいがられていた。だから僕も中学くらいまで「ボクちゃん」が名前だと思っていた。

 

そのボクちゃんも今では社員2000人を超す大会社の社長だ。縁もコネもない会社に平社員で入って社長まで上り詰めた。

人を押しのけてまで出世しようというタイプでは決してなく、ただ、コツコツと頑張る人。

そんな彼は今でも尊敬してやまない僕のヒーロー、

そしてボクちゃんである。