こんにちは。
まったく、もうちょっとまともなものが作れないのだろうか。 いざ、取り付ける段になって寸法が合わないのだ。
レプロのクォーターパネルは2ピースの溶接構成になっていて、サイドパネルとボトムが別のシートでできており、それがスポット溶接で組み立てられている。
ところがどうも様子がおかしい。 オリジナルのホイールハウスと奥行きが合わないのだ。僕はこういうパーツは左右同時に注文することが多い。送料を節約するためだ。
そこで左のレプロと比較すると、本来左右対称なだけで、関係寸法は同じはずだ。ところが実際は3~4センチも違っていた。
パートのおばちゃんが鼻歌交じりに組み立てているのだろうか。僕はスポット溶接を外して、溶接し直した。
リヤバランス(バンパーから下のスカート部分)を留める角穴もオリジナルと位置が全然違う。仕方がないので角穴を塞いで新たに角穴を明け直す。
そのほかにも次から次へと寸法違いやら形状違いが明らかになってくる。そのたびに切り取ったり継ぎ足したり。
レストアを始めるまで、マスタングの構造など知らなかったのだが、これで本当に勉強になった。
レプロの黒い塗装を剥がし、POR-15錆止めを塗る。レプロの黒色は簡易塗装だからだ。
錆び止めの前にメタルレディー処理を行う。
錆封じを塗り、アルミパテで溶接部のシールをする。
POR-15のシルバーを塗る。
溶接部はマスキングしてPORが付かないように。
タイコートプライマーを塗る。
次はいよいよ取付けだ。