館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル溶接7 ルーフ溶接2

こんにちは。

 

ルーフとルーフリップ部が溶接出来たらいよいよクォーターパネルとの溶接を行う。

ルーフリップ部とクォーターパネルの間にすき間がある時はハンマーで叩いてピッタリ密着させてから溶接する。

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本来ここはフレーム、クォーターパネル、ルーフと、3枚のパネルがスボットで同時に溶接されているのだけれど、MIGでそれをやると溶接不良が出来るといけないのでそれぞれ別々に行う。

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オリジナルと同じ位置に溶接が完了した。

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続いてルーフリップ部の端をクォーターパネルに溶接、止めていく。こうすることで錆による浮き上がりを防ぎ、ひいてはそれが上塗りパテの割れを起こしにくくするというのだ。これは以前、レストアをやっていたという板金塗装屋さんに教えてもらったテクニックだ。

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上のビードがルーフとルーフリップ部との継ぎ目、下のビードがリップ部の端をクォーターパネルに止めた継ぎ目だ。

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ビードを研磨する。

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ビード研磨途中。

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この上に割れに強いと言われるファイバー入りのアルミパテを塗る。