館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

またまた夜勤

こんにちは。

 

「ショーケースのスリム管が二つともダメだよ。」

カミさんが僕に告げた。

館内モニターを見るとてっぽう展示館の長物ショーケースのスリム管が点いたり消えたりしている。

こういう状態が一番みすぼらしい。

 

長物ショーケースはてっぽう展示館の展示台の中で最も大きく、天井のガラス板は25㎏もある。一人では下ろせない。

カミさんに手伝ってもらおうにも足場が無いとダメだ。

休館日を待って交換しようと思っていたのだが、2本とも切れるとそうも言ってられない。

 

今からLEDに交換だ。

工夫して足場を作り、ケースの中の展示物をカラにしてカミさんと二人で天井ガラスを下ろす。

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これから先は僕一人の作業だ。カミさんはカミさんの仕事がある。

 

一口に交換と言ってもそう簡単なことではない。

蛍光灯器具を外し、古い配線を撤去。LEDの配線と取り付け、ケースの清掃等々、ざっと5~6時間はかかる。

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きょうも結局6時間ほどかかり、天井ガラスを元通り乗せるために寝ているカミさんを起こす。午前3時半だ。

明日は朝から団体客が来る予定なのでどうしても片づけなくてはならないのだ。

蛍光スリム管に比べて格段に明るいLED照明。しかも超高演色LEDなので色鮮やかだ。

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これで安心してお客様を迎えられる。