館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

昇るオリオンロックグラス

こんにちは。

 

新商品、というか、作品です。

スタッフがインターネットで探したロックグラスに僕がデザイン、サンドブラストで彫刻した。

グラスは薄肉で、底が山のような形に上げ底になっている。

僕はその上げ底を雪山に見立て、サンドブラストで雪化粧し、その向こうに昇るオリオン座を描いた。

 

月や星は少し深彫りしてくっきりと際立たせ、オリオンの姿はかすかに見える程度の薄彫りとした。 あたかも星の図鑑の絵のように。

この薄く彫るのがとても難しく、カミさんやスタッフではまだできない。

僕も2回練習して3度目に成功したくらいだ。

 

まだ一個しか作ってなくて、ショップに出したとたん、目の効くお客様に早速売れてしまった。

また作るつもりだけど、こんなのでハイボールを飲んだら、きっと星の女神が微笑みかけてくれることだろう。