館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

光ファイバーの木の枝曲げ

こんにちは。

 

観覧車の下の劣化した光ファイバーの木を作り直している。

ストローに詰め込んで束にした光ファイバーを外側から順にはんだこてで曲げていく。

初めはステンドグラス用のこてであぶりながら慎重に曲げていたのだが、うっかりするとこて先がファイバーに触れて焦がしてしまったり、ある温度に達すると急に曲がるので曲げすぎてしまったりと気の抜けない作業だ。

 

こてが強すぎると感じたので、電気配線用のこてを温度調整用コントローラーで最低にして作業した。

今度はなかなか温まらず曲げるのに時間がかかり過ぎた。

微妙な温度調節をしながら徐々に慣れていく。

 

初めは外側から曲げていき、順に中心に向かって曲げていく。

初めのうちはいいが、中の方になってくるとこてが曲げたいファイバー以外のファイバーに触れて思わぬ方向に曲げてしまう。難しい作業だ。

一番熱いこての胴体がファイバーに当たらないように燃えない紙を巻いている。

それでもこて先は当たりやすい。

 

これまでに4本曲げた。

1本曲げるのに神経を集中して4時間くらい。

1本曲げると体が固まってコリコリになる。だから続けて何本も作業できない。

 

残りは1本だ。