館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

フュージング 焼き上がり !!

こんにちは。

きょうは体験フュージングの作品が焼き上がった。 約半月分の作品をまとめて焼成する。

フュージングとはステンドグラスの一種と言えると思うのだけれど、色ガラスを組み合わせて電気釜で焼成、一体化させてアクセサリーなどの玉を作るんだ。

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普通のステンドグラスの材料を同じように窯焼きしても焼成できない。というより、焼成しても割れてしまうんだ。

なぜか、ガラスの材料ごとに収縮率が違うからだ。だから高温で融け合ったガラスが冷えて固まるときに収縮の仕方が違うため、割れてしまうんだ。

フュージングにはフュージング用に収縮率が統一されたガラスを使わないといけないのだ。

カミさん、きょうは焼き上がった作品に、指定されたアクセサリー金具を接着して郵送する準備をしていた。

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フュージングはお客様の体験が終わった後も、スタッフの作業は続くのだ。

 

お客様はきっと、まだかまだかとお待ちのことだろう。

喜んでもらえますように・・。