こんにちは。
マスタングには日本車にはあまり見られないサイドマーカーというものがある。
写真のタイヤ後ろ、四角い赤色の部分だ。車体の左右、前後に付いていて、夜間、車を横から見たときに車体の前後を視認する目的がある。
こちらはダイナコーンのクォーターパネルのサイドマーカー穴。よく見ると四角の穴がプレスの四角の中心から上にずれている。
ダイナコーンクォーターパネルの修正は終わったと思っていたのに、このままサイドマーカーを取り付けるとパッキンがパネルにかからず、雨漏りする恐れがある。 これは修正しなくてはならない。
一部塗装を剥がし、大きめの鉄板を幅ピッタリに作って合わせる。今回のようなわずかな継ぎ足しは大きめのパッチを当てて溶接後にカットする方が綺麗で簡単だ。
クランプして溶接準備完了。
溶接は肉盛りをしないTIG溶接。溶接は両端と真ん中の3ヶ所のみ。歪むと厄介だからだ。
既定の幅にパッチをカットしたら、全体をハンダでコーティング。継ぎ目を隠す。
ハンダ盛りをペーパーでフラットにしたら念のためアルミパテを塗る。
これを研磨したら修正完了だ。