館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ギネス申請

こんにちは。

 

東海テレビのディレクターさんから美術館開館当時の写真があったら送って欲しいという依頼があった。

今回の取材は注文が多い。(笑)

 

古い写真とは言ってもちゃんとアルバムに整理してあるわけじゃなく、撮りっぱなしの焼きっぱなしでまだ写真店の袋に入ったままだ。

デジカメなど無く、フィルム写真の時代だ。

昔の写真が欲しいと気軽に言ってくれるが、沢山の写真の中から当時の写真を探すのは容易なことじゃない。

 

まぁ、彼女(ディレクターさん)も一所懸命にやっているのだから協力はする。

 

開館当時、もしかしたらという思いで撮った一枚の写真。スフィアの前でその大きさを説明する写真だ。この写真を始め、数枚の写真を英国のギネス社に送った。

18年前のことだ。

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一月ほどすると、夜電話が鳴った。ギネス社からだった。

流ちょうな日本語で、詳しい写真と大きさが分かるビデオを撮って送って欲しいという内容だった。僕はすぐに詳しい写真とビデオを撮ってギネス社に送った。

それからやはり一月ほど経ってB4サイズほどの封書が届いた。2000年5月のことだ。

 

開封すると厚紙で出来た証書のようなものと、ワープロで書かれた手紙が入っていた。

手紙は英文で、当時あまり英語が得意でなかった僕は英語塾を営む友人に手紙を見せた。

証書はスフィアが世界最大であることを認めたギネスの認定証だった。

手紙にはギネス社の祝福の言葉が記されていた。

 

僕とカミさんは抱き合って喜んだ。

 

ちなみにギネスブックに載ったのは出版時期の関係で2年後の2002年度版ギネスブックだった。