館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

マルチリンガルプロジェクト 英語ナレーション収録

こんにちは。

 

マルチリンガルプロジェクトの最後の言語、英語の収録の日だ。

待ち合わせの予定時間は5時半だったが、それよりもずいぶん早く、4時半ごろには美術館に来られた。

打ち合わせしたSさんと奥様、それに10歳の坊やの3人で来た。

みなさんニュージーランド人だが、坊やは幼稚園から日本にいるということで日本語はネイティブだ。心強い通訳同伴というわけだ。なぜなら父も母も英会話教室の先生だが日本語はあまり話せないのだ。

 

ナレーションを務めるのはもちろん奥様。

とても優しく美しい声で、感情豊かに喋ってくれる。すんなり収録が行くと思いきやさにあらず。これがけっこうてこずったのだ。

f:id:mikawakougei:20191116233746j:plain (ご主人と相談しながら詩の翻訳を再編集する奥様)

 

決められた時間に収まらないのだ。どういうことかというと、BGMとナレーションがずれてくるのだ。 感情込めて話すのでどうしてもスローになりがちで、そのうえ僕の詩を正確に伝えようとするので言葉が多くなる。時間内に話し終えないのだ。

文を修正し、表現を詰めることで時間を短縮する。

全部で20回以上録音し、今までで最長の2時間半ほどかかった。

 

その甲斐あって素晴らしいナレーションができた。

きれいな発音と感情のこもった朗読は聞く者を魅了する。

 

マルチリンガルプロジェクト、きっとセンセーショナルなデビューになるはずだ。