館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

寝ぐその話

こんにちは。

 

きょうは汚い話で恐縮だが、これは夢の話。

僕はごくたまに寝ている最中に便意を催すことがある。

そんな時は僕は夢の中でトイレを探す。

それは学校だったり、地下街だったり。一番よく出てくるのが母の在所の小さい頃のイメージ。トイレの場所が脳裏に焼き付いているからだ。

 

ところがそのトイレがめちゃめちゃ汚い。

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和式のトイレの床は濡れていて便があちこちに練りついている。あるいはトイレの壁が板張りで壊れており、外から丸見えと言った状態でとても使えない。

だから僕は次のトイレを探すわけだ。だけど他も同じく汚い。

 

学校など、トイレが沢山あってしかるべきなのに夢の中の学校にはほかにトイレがない。

そのうち目が覚めて事なきを得るが、もしきれいなトイレが見つかったらどうなっているだろう。

 

 

かの文豪 遠藤周作が著書「ぐうたら人間学」で書いている実話がある。

彼には頭がよく何事も良くできる兄がいた。それに比べて劣等生の周作はいつも親に心配をかけていた。

だがそんな優れた兄にも一つだけ欠点があった。中学生だというのにおねしょが治らないのだ。

そんな兄がある朝、二段ベッドの上から下で寝ている周作に「またやってしもた。」と泣きそうに言った。

その時周作は何を思ったのか、どうしてそんなことを思ったのか分からないが、多分兄よりももっと大きいことをしてやろうと思ったのかもしれないと懐述している。

 

果たしてその朝、母は兄には寝小便を、周作には寝糞を見つけて仰天した。

 

僕は多分寝ぐそはできない。