館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

2階正面ステンドグラス

こんにちは。

 

二階展示室の正面奥にクリスタルという作品がある。

地下奥深くで長い年月をかけて成長する鉱物の結晶をイメージした作品だが、その背景にステンドグラスで作られた海溝をイメージした作品がある。

美術館の北側窓に設置され、自然光で照明されている。

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そのままでは暗いイメージの展示室が明るくなりすぎてしまうため、ガラスの裏側にB紙を貼って明るさ調整をしている。

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ところがそのB紙が20年という歳月、北窓にもかかわらず自然光にさらされてボロボロになっていた。

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きょうは閉館後そのB紙を交換する。

海の青は自然光に照らされると素晴らしく美しい。暗くしたいのは岩の部分のみだ。

岩の形に切ったB紙を両面テープでガラスに接着する。

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もっと簡単にできるはずだったが、思いのほかてこずって、カミさんと二人で作業したにもかかわらず、終わったのは夜中の2時だった。

 

休む暇がない。(-_-;)