館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

大一(だいいち)の山下さん1

こんにちは。

 

僕は学生時代、いろんなアルバイトをした。

その中に名古屋市熱田にある名古屋中央卸売り市場で働いたことがある。

新聞か何かのアルバイト求人広告で見つけて申し込んだ。時給がよかったからだ。

 

僕が勤めたのは練り製品を扱う「株式会社大一」。塩干というエリアがあってそこに出店した店でお客さんが注文した商品を台車に乗せてお客さんのトラックやバンに運ぶのが仕事。

出勤は夜中の3時ころに起きてクルマで市場まで出勤、そこで山下さんという僕より5~6歳上の男性社員の下で働いた。

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山下さんは筋肉質で性格は温厚、だけど男らしくてきぱきした性格だった。

仲間内からは「もーやん」と呼ばれていた。

当時人気のあったNHK朝ドラの「どてらい男」で西郷輝彦さん演じる主人公の山下猛造と同じ名字で同じ九州出身だったからだ。主人公はドラマの中で「もーやん」と呼ばれていたのだ。

 

情けないことに僕は山下さんの下の名前を忘れてしまった。

僕はこの山下さんには本当に可愛がってもらったし、お世話になった。

 

できることならもう一度お会いしたい。