館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

えらいこっちゃ!

こんにちは。

 

スフィアのモーター交換、一筋縄ではいかないことは覚悟していたが、なかなか大変だ。

まず、当初使ったギヤードモーターが廃版となり、互換性のある後継機に代わったのだが、これがすんなり交換できるものではなかったのだ。

幸い軸径は変わっていないが、モーター取付穴のピッチが変わっている。

10ミリ短くなっているのだ。そのためにモーター台の穴位置を変えなくてはならない。

後継機なら少なくとも取り付け寸法は同じにしてほしいものだ。

 

新しく穴を明けなおすなら、何も難しくはないのだけれど、片側5ミリ穴をずらすとなると、ドリルでは刃が滑ってしまって穴明けできない。

そこで鉄板に同径の穴を明けて、それをガイドにすることを思いついた。

この時使うのはドリルでは難しいのでホルソーを使う。

 

それでも刃に過大な負荷がかかって割れてしまった。

 

結局、この穴は新しいホルソーが届くのを待って明けなおしだ。

 

それでもうまく穴明けできれば、


達磨穴ができる。

 

狭い機械室の中での作業は厳しい。

 

失敗した一つの穴を除き、やすりで長孔に加工、残りの三つは何とかなった。

この作業をあともう一台分やらなければならない。

 

もう一つ、もっと困った問題が起きた。

モーターの軸と、ブラケットを止めるネジ径が変わっているのだ。

以前のモーターはМ6だった。

 

新しいモーターはМ8なのだ!これではブラケットが固定できない。

 

ブラケットの真ん中の穴を大きく明けなおさなくてはならない。

これはうちではできない加工だ。

こんな年の瀬にやってくれるところなどあるだろうか?

 

頼むからこういう変更はしないでほしい。

 

メーカーさんよ。