こんにちは。
スフィアのモーター交換、一筋縄ではいかないことは覚悟していたが、なかなか大変だ。
まず、当初使ったギヤードモーターが廃版となり、互換性のある後継機に代わったのだが、これがすんなり交換できるものではなかったのだ。
幸い軸径は変わっていないが、モーター取付穴のピッチが変わっている。
10ミリ短くなっているのだ。そのためにモーター台の穴位置を変えなくてはならない。
後継機なら少なくとも取り付け寸法は同じにしてほしいものだ。
新しく穴を明けなおすなら、何も難しくはないのだけれど、片側5ミリ穴をずらすとなると、ドリルでは刃が滑ってしまって穴明けできない。
そこで鉄板に同径の穴を明けて、それをガイドにすることを思いついた。
この時使うのはドリルでは難しいのでホルソーを使う。
それでも刃に過大な負荷がかかって割れてしまった。
結局、この穴は新しいホルソーが届くのを待って明けなおしだ。
それでもうまく穴明けできれば、
達磨穴ができる。
狭い機械室の中での作業は厳しい。
失敗した一つの穴を除き、やすりで長孔に加工、残りの三つは何とかなった。
この作業をあともう一台分やらなければならない。
もう一つ、もっと困った問題が起きた。
モーターの軸と、ブラケットを止めるネジ径が変わっているのだ。
以前のモーターはМ6だった。
新しいモーターはМ8なのだ!これではブラケットが固定できない。
ブラケットの真ん中の穴を大きく明けなおさなくてはならない。
これはうちではできない加工だ。
こんな年の瀬にやってくれるところなどあるだろうか?
頼むからこういう変更はしないでほしい。
メーカーさんよ。